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頭の中はアレとそれがいっぱいついでにナニも(夏服を着た女たち) [私事です]

私はいい年をしている。(以前の記事を読めば何を今更と言われそうですね)

ojouさんの記事「オトコってアレとソレばっか・・・」
を読んでまさに自分の「いい年」を痛感してしまったわけです。
何にも変わらない。幾つになっても成長しない自分にまた気がついてしまった訳です。

何か恥ずかしいね、などと自分の心の中で思っていたのですが思い出したのが、アーウィン・ショーの「夏服を着た女たち」です。

夏服を着た女たち

夏服を着た女たち

  • 作者: アーウィン ショー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 文庫


私はニューヨークなどはいったことはありません。映画やテレビで見るだけなのですがこの小説は町の雰囲気が伝わってくる感じがして好きな短編です。
内容は夫婦のちょっとした時間の風景を描いた内容なのですがお洒落です。
登場人物の旦那さんが奥さんを目の前にして、町ゆく夏服(肌の露出が多いか?)を着た女性についつい目がいく・・・、こんな物語だったと記憶してます。オチはオトコとして納得するか、にやにやするかはたまた全く同感できないかと、人によっては違うと思いますが。
最初に読んだときは私は独り身にだったのでふーんくらいでした。その後、パートナーができ一緒に出かけたときは時々この小説を思い出します。そして、一人で納得します。

パートナーがいてついつい他の女性に気になってしまう。別に目の前の女性と較べるわけでもなく、目を引いてしまうから見てしまうわけで、「何処見てるの?」(青木さやか風ではなく、穏やかに言われるとちょっと恐い)と言われても説明ができず困ってしまうのです。
そんなときはなんだかんだとつまらない説明をしてしまうのですが・・・。
幾つになっても衰えない好奇心。
いい年になって、きょろきょろと若い女性を見ていると女性には「きもいおやじ」と呼ばれるでしょう。(汗)
少しは分別が付いているので露骨なこともしませんが、普段は品行方正を保ちつつ、心の中は時として欲望の固まりみたいになってしまっています。
私はやはりこのまま、死ぬまでojouさんの言われるように「アレとソレ」で一生変わらずに生きていくのか。
色即是空と般若心経でも唱え修行でもしようか・・・。(ウソです)

まぁ、男性なら外国の方も同じ様なので安心してます。
こんな感情もパートナーとの刺激になれば少しは役に立つのかも。いやいや、効果はむしろいつも逆効果でしたっケ・・・(汗)


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コメント 6

femto

ちょっと似てて、おおいに違う話を書いてしまいました。
なので強引にTBお願いします。 
by femto (2005-05-28 13:06) 

瑠璃子

TB、返してよいのかなと迷ってしまいすまた。
ごめなさいね、こんな内容ばかりでw
by 瑠璃子 (2005-05-28 16:25) 

turezurezure

TBありがとうです。
ご紹介の本は単行本もあるということで、是非近々読んでみたいです。短編集なんですね。オサレそうで、期待できます。

一緒に出かけて、パートナーが他の誰かに目を奪われるってありえそうですよね。複雑だけど、刺激になるかも。逆のパターンはどうなのかなぁ。知らない他の誰かが自分のパートナーに目を奪われる。これは素直に嬉しがってもいいのかな。
by turezurezure (2005-05-28 21:11) 

phantom

>makoさん
これからも構わずTBしてください。
TBありがとう。

>瑠璃子さん
こんな内容はコメント覧に人の心が見えかくれするのでとても面白いです。
激しい内容にはコメントすらつかずその理由を自分にも聞いてみたり。
あなたのブログは描写が激しいが、心の大事な部分が見えるのでこれからも期待。
コメント、TBありがとう。これからも遠慮無くお願いします。

>お嬢さん
コメントありがとうございます。
本に関しては、十年以上前に読んだときは充分お洒落でしたが、いまでもお洒落と思うのですがどうでしょう。
私は自分のパートナーが人の目を引くときはちょっと誇らしくもあります。
しかし、そんなことはおくびにも出しません。もしそんなことが知れたら何を言い出すかわかりませんからね。(笑)
by phantom (2005-05-29 09:34) 

vertigo

私も最初に読んだのは十代の頃で、やはり「ふーん」だったのですが、今ではすっかりその気持ちを理解できます。

今くらいの季節になるとこの小説のタイトルを必ず思い出します。
by vertigo (2005-05-29 10:00) 

phantom

>vertigo さん
コメントありがとうございます。
私も最近町往く女性を見てこの小説を思い出しまして記事にしてみました。
by phantom (2005-05-30 00:35) 

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